こだわりの新築物件をご紹介8は、効果的な収納で空間を最大限に活用するためのアイデアをお伝えしたいと思います。シューズクローク、階段下、小屋裏物置とそれぞれスポットを当て3部に分けて収納方法やデザイン要素を取り入れた活用方法をご紹介したいと思います。新築の間取りを考える上で参考になれば幸いです♡
【シューズクローク】
玄関横に設けた大きな収納場所で靴を履いたまま出入りできるのが特徴で土間続きのスペースに収納棚が設置されています。
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シューズクロークにブーツハンガーを掛けるバーやハンガーラックを設置しておくと使いやすくスッキリとしたデザインになります。またクローク内に姿見を取り付けておくと外出時にも便利です。
~シューズクロークには様々なタイプがありますのでご紹介します~
・主な種類
○ウォークインタイプ:1ヶ所のみから出入りができる
○ウォークスルータイプ:玄関と玄関ホールやパントリー、ウォークインクローゼットなどにつながる2ヶ所に出入り口がある
・扉の種類
○出入り口に扉を設置しないオープンタイプ:ドアの開閉が不要なので生活動線がスムーズで扉分のコスト削減も可能ですが玄関から収納が丸見えになってしまうので気になる場合はロールスクリーンで目隠し対策を。
○出入り口に扉を設置したクローズタイプ:荷物の出し入れの度に扉を開ける手間はありますが、玄関からクローゼットの中が見えないので来客時にも安心。
・収納棚設置の種類
○Ⅰ型:片側のみ収納棚を設置
○Ⅱ型:両サイドの壁に収納棚を設置
○L型:正面と隣接する壁のどちらかに収納棚を設置
○U型:両サイドと正面の三面に収納棚を設置(ウォークインのみ設置可能)
~メリット・デメリットをご紹介します~
○メリット
・メリット1:収納力の高さ
下駄箱とは違いシューズクロークの一番の魅力は大容量の収納力です。靴はもちろん下駄箱に収納しにくいブーツ、傘、コートや帽子、ベビーカーや外遊び道具、ガーデニング用品やアウトドアグッズなど…外出するための様々な道具や趣味のグッズと玄関周辺で使用するものがまとめて収納できます。
・メリット2:玄関がスッキリする
収納力の高いシューズクロークがあることで生活感が出やすい玄関の整理整頓がしやすくなり玄関をスッキリと見せることができます。
・メリット3:外出前の支度、外出後の後片付けが楽
シューズクローク内で支度や片付けができるので移動が少なくなります。またアウトドアグッズなどの大きなものや重いものも片付けが簡単にできます。
○デメリット
・デメリット1:玄関に広いスペースが必要
シューズクロークは人が歩きやすい広さが必要になります。間取りのレイアウトによっては人の出入りが多い玄関には向きません。
※奥行きがあまり確保できないようであれば無理にシューズクロークを作らずにクローゼットタイプを採用し、オープンな玄関にした方がかえってスッキリとした使いやすい玄関になります。
・デメリット2:臭いや湿気が溜まりやすい
臭いや湿気が溜まりやすくオープンタイプを採用した場合、靴の臭いが玄関の方まで広がってします可能性があります。
※開閉可能な小窓や換気扇を設置したり、サーキュレーターを回しましょう。
・デメリット3:埃や汚れが溜まりやすい
シューズクロークは頻繁にドアを開け閉めする玄関横に配置されていることが多いため、埃や汚れが溜まりやすくなります。また、ガーデニング用品やアウトドアグッズなどを収納する場合は泥汚れなども付きやすくなります。
※手間ですがこまめな掃除が必要となります。掃除しやすい収納棚の設置をオススメします。
例えば、木製の板だと汚れても洗うことができず、水分がしみ込む可能性もあるので汚れには拭き取りや水洗いができる樹脂製の板を使用するなど掃除しやすいアイテムを使用しましょう。
・デメリット4:物置状態になりやすい
収納スペースが十分にあることでどんな物でも収納してしまうとかえって使いづらい玄関収納になってしまいます。また、棚の配置や大きさによっては収納しづらくなることもあります。
※間取りを計画する時に収納する物をリストアップしてから棚設置を考えましょう。棚を可能式にすると後から調整ができて便利です。
~設置する上で注意・オススメのポイントをご紹介します~
○ライフステージが変化し、不要になる可能性がある
※ベビーカーや外遊びの道具、三輪車など子供が大きくなると不要になるものだけを収納すると、せっかくの十分なスペースが無駄になってしまいます。将来設計も考えてシューズクロークが必要か検討しましょう。
○コンセントの設置
※電動自転車のバッテリー充電や靴の乾燥機、サーキュレーターを稼働する場合など何かと便利です。
○収納棚下に人が通れる広さの床を設置する
※シューズクロークは大量に収納できるため、収納棚端の靴は靴を履いて取りに行くなんてことも珍しくありません。すのこを敷いて対応しているご家庭も多いようですが、間取りを決める段階で床を作っておくと後からすのこを敷く必要もなく掃除がしやすいです。
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シューズクロークには様々なタイプがございますので予め、収納したい物や量を考慮した上でどのようなタイプにするかしっかり検討することが大切です。