「こだわりの新築物件をご紹介」も第4弾となりました。毎回、ご覧くださり誠にありがとうございます。
今回は内装に遊び心”アクセントクロス”や”アクセントウォール”を取り入れた物件をご紹介します。
壁や天井に対して1面だけ違う色や柄のクロスを使うことにより単調なお部屋もおしゃれにみせることができます。クロスの選び方によっては部屋全体を広く見せたり、インテリアにメリハリを与えるので家具の色やデザインを映えさせる効果が期待できます。おしゃれ空間を演出する最も手軽な手法ですのでクロスを選ぶ際、検討してみてはいかがでしょうか。しかし簡単な手法なだけに失敗する人も多いので注意点を踏まえながらアクセントウォールをどのように取り入れるのか・・・実際の物件でご紹介したいと思います。
パターンⅠ:壁の1面にアクセントクロスを貼る
※他の壁に対して真逆の色を選ぶ方法は最も簡単でアクセントクロスの失敗を防ぎます。他の壁の色をホワイト系にした場合、その逆のダーク系やブルー系などといった色を選んだり、柄物クロスを選ぶと他の壁に対してメリハリがつきやすいです。
パターンⅡ:部屋のドアやクローゼット面またはクローゼット内に貼る
パターンⅢ:天井一面に貼る
※天井は基本的にどのようなクロスでも合いますが柄物は貼る方向によって印象もガラッと変わります。天井の形状や照明によるクロスの見え方も考慮してクロスを選ぶ必要があります。
パターンⅣ:テレビボードやベッド設置の背面に貼る
※テレビ画面の邪魔になるような鮮やかな色彩のクロスはできるだけ避けましょう。
※寝室は安眠するための場所ですのでなるべく大胆な柄や派手な色味は避けましょう。
パターンⅤ:キッチンの腰壁に貼る
腰壁に貼るクロスによってキッチンとリビング・ダイニングの両エリアを別の空間エリアとして分けたり、統一感のあるクロスで両エリアをデザインで繋げたりもできます。
※リビング・ダイニングのテーマやデザイン、家具に合ったクロスを選びましょう。
パターンⅥ:キッチン内のアクセントとして貼る
キッチン内に貼るとキッチンが見違えるほどおしゃれな空間になります。
※キッチン内に貼る場合は食器棚やキッチンキャビネットの表面色に合わせると統一感が出ます。水の飛び散りや油の飛散などを考慮して防水性のあるクロスを選ぶとお手入れがしやすいです。
パターンⅦ:玄関のアクセントとして貼る
お客様が最初に目にしますのでその家の印象が決まる大切な場所です。
※玄関ドアやたたきの色・ホールの床の色のバランスだけでなく、飾る絵画や家具を引き立てるクロスを考慮して選びましょう。
パターンⅧ:トイレや洗面のアクセントとして貼る
※トイレなど狭い空間には便器などでほとんど見えなくなりますのでできるだけ広い面に貼りましょう。メリハリができやすくアクセントとしても成り立ちます。
パターンⅨ:ニッチの背面に貼る
※デザインクロスを選ぶ際はニッチの大きさに合わせて調整しましょう。
~アクセントウォールで空間に変化を~
アクセントクロスは思い切った色を選ぶことと最も目立つ壁(位置)に貼りましょう。
下のバランスで考えるのが理想といわれています。
ベースカラー7(壁・天井・床):アクセントカラー2(アクセントクロスカラー):ポイントカラー1(家具・照明 etc.)
カタログなどで選んだクロスは実際に貼った時に思っていた色と違うことが多々あります。色は大きな面に貼ると膨張して見えるため、選んだ色より明るく見えることが原因です。ですから、カタログで選ぶ時は選んだ色より少し暗めの色を選ぶと壁に貼った時に理想の色に近づきます。
選び方としては空間のテーマをひとつに絞ることです。また、柄物は使い方が難しいですがテーマ性を出しやすく部屋のアクセントとして使いやすい壁紙ですのでテーマに合うなら積極的に使うのもオススメです。
以上の事を踏まえて、内装にアクセントクロスやアクセントウォールを積極的に取り入れてみてください。きっと素敵な空間になることでしょう。
次回のこだわりの新築物件をご紹介も楽しみにしていてください♪